マンション購入における必要な費用

マンション購入における必要な費用
マンションを購入する際には、さまざまな費用が必要です。
その中には手付金というものがあります。
手付金は、買主が売主に対して支払う金額で、売買契約を結ぶ際の証拠金の一種です。
手付金はキャンセルすると返金されない特徴があります。
したがって、売主が手付金を受け取った後に契約を破棄する場合、買主は受け取った手付金の2倍を支払う義務が生じます。
一般的には、手付金の量はマンションの価格の5〜10％程度ですが、実際の金額は買主と売主の合意に基づいて決まります。
また、マンションを購入する際には頭金も考慮しなければなりません。
頭金とは、住宅ローンを利用せずに購入する際に支払う自己資金のことを指します。
頭金に上限はありませんが、自身の資金に応じて支払える範囲で考慮する必要があります。
一般的には、マンション価格の10〜20％程度が頭金の相場ですが、現在では頭金ゼロでの購入も増えています。
さらに、マンション購入時には印紙税も支払う必要があります。
印紙税とは、売買契約書に貼り付ける印紙のことで、不動産や自動車などの高額商品の契約には必ず使用されます。
新築マンションの価格によって印紙税額も異なるため、注意が必要です。
通常は売主と買主の両方が負担しますが、売主へ契約書のコピーを渡すことで、印紙税負担は買主のみになることもあります。
参考ページ：中古住宅購入流れ期間 新築マンション購入の流れや費用を解説！
また、マンション取得時には不動産取得税も支払う必要があります。
不動産取得税は、マンションの取得時に課税される税金です。
税率や税額は地域や所得によって異なります。