中古住宅でも住宅ローンは組めるのか？組む際の注意点
住宅ローンは、家を購入する際に利用されることが多いですが、「審査に合格しなかった」というケースもあります。
また、費用を抑えられる中古住宅を検討する人も多いですが、中古住宅を購入する場合も住宅ローンを組むことは可能です。
ただし、新築住宅とは異なるポイントが審査されることがあるため、審査に通りやすくするためのポイントを把握することが大切です。
また、住宅ローンの審査に臨む前に、審査に落ちないためのポイントを知っておくことで時間と手間を節約することができます。
この記事では、住宅ローンの審査内容、審査に落ちる理由と対策、中古住宅を購入する際におさえておきたいポイントについて詳しく説明しています。
さらに、審査に通らなかった場合の対処策も紹介していますので、参考にしてください。
実際に中古住宅の住宅ローンについて解説していきます。
中古の住宅を購入する際にも、もちろん住宅ローンを利用することができますが、中古の住宅は新築の住宅と比べると金融機関からの評価が低くなる傾向があります。
そのため、借入額が少なくなることが多いです。
住宅ローンは住宅を担保にお金を貸すものであり、返済できなくなった場合には、住宅を競売にかけて残ったローンの金額や利息などを回収します。
中古の住宅は価格が新築の住宅よりも低い傾向があるため、回収できる金額も少なくなることが多いです。
そのため、金融機関は事前に住宅の不動産価値を考慮して借り入れ可能な金額を決めるため、特に中古住宅を購入する場合には借り入れ可能な金額が少なくなることがあります。
中古住宅で住宅ローンを組む際の注意点を解説します。
参考ページ：不動産購入｜住宅ローンを利用して物件を購入する場合のポイント
中古住宅を購入する際の注意点
中古住宅で住宅ローンを利用する際には、いくつかの注意点があります。
まずは、住宅ローンの申し込み基準を満たしていない可能性があります。
金融機関の住宅ローンには、一定の基準が設けられています。
しかし、中古住宅の場合、建築基準法などの法令に適合していることが求められる場合もあります。
中古住宅には、建築基準法を満たしていない物件も存在するため、注意が必要です。
たとえば、耐震基準は1981年6月1日に改正・施行された建築基準法に基づいています。
したがって、1981年5月31日までに建築確認を受けた建物は、現行の耐震基準を満たしていない可能性があります。
中古住宅を購入する際には、必ず建築基準法の遵守状況を確認することが重要です。
建物が適切な基準に合致しているかどうかを確認するために、専門家の意見を求めることもおすすめです。